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Mojoとは何ですか?
Mojo(モジョ)は、新しく開発されたプログラミング言語です。
Pythonのように書きやすくて、C++のように速く動きます。
AI(人工知能)や機械学習のために作られた言語です。
https://vimeo.com/1102383216?share=copy
Mojoはアメリカの会社「Modular(モジュラー)」によって作られました。
2023年ごろから発表されて、2024年からとても注目されています。
なぜAIにMojoがよいのですか?
ふつう、AIのプログラムはPythonで書きます。
でも、Pythonはとても便利ですが、計算が遅いことがあります。
そこで、今まではPythonで書いたあと、C++で速く作り直すこともありました。
Mojoを使えば、はじめから速く、しかも書きやすいコードを書くことができます。
ひとつの言語で、AIの学習・テスト・本番すべてができます。
Mojoとほかの言語のちがい(かんたん比較)
言語 | 書きやすさ | 動く速さ | AIとの相性 |
---|---|---|---|
Python | とても良い | おそい | 良い |
C++ | むずかしい | とても速い | ふつう |
Mojo | 良い | とても速い | とても良い |
Mojoの使い方(はじめのステップ)
Mojoはまだ新しいので、インストールするのはむずかしいです。
今は ModularのWebサイト で使うことができます。
- Modularのウェブサイトにサインアップします
- Jupyterノートブック(ブラウザでコードを書く場所)を開きます
- かんたんなコードを書いてみましょう
たとえば、フィボナッチ数列を書くと:
fn fib(n: Int) -> Int:
if n <= 1:
return n
return fib(n-1) + fib(n-2)
Pythonにとてもにていますが、もっと速く動きます。
Mojoのとくちょう
- Pythonのように書けます
- とても速く動きます
- GPUやTPUのようなチップに対応しています
- メモリの管理もできます(C++のように)
- AIや数値計算にとくに強いです
Mojoが向いている人
- AIのプログラムをもっと速くしたい人
- Pythonは書けるけど、もっとパフォーマンスがほしい人
- AIモデルを研究だけでなく本番でも使いたい人
注意すること
- Mojoはまだ完全に公開されていません
- ライブラリ(便利な道具)が少ないです
- ウェブでしか使えないことが多いです(2025年現在)
まとめ
Mojoは、AIのために作られた新しい言語です。
Pythonのように書きやすく、C++のように速く動くのが大きな特徴です。
AIや機械学習にかかわる人にとって、とても将来が楽しみな言語です。
Mojoを使ってみたい方は、まずModularのウェブサイトで試してみるのがおすすめです。
もっと知りたい場合は、チュートリアルやコード例も紹介できます。お気軽にどうぞ。